ハレの日 ケの日、花をしつらえれば

愛知県碧南市の小さなお花のアトリエです。季節をたくさん感じていただけるような花の魅力をつづります。

がんばったあなたへ花束を。

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日曜日は娘の習い事の発表会でした。

初めての大きな舞台での発表会。前日あたりから緊張のためか家でグズグズの娘。大丈夫なのか親の私も心配な気持ちで迎えました。

 

だいたい身の回りのことは一人で出来るのですが、ここ数日は「ママ着替えさせて」「ママごはん食べさせて」「抱っこして連れて行って」と甘え放題。

ちょっとでも気に入らないことを言うと泣くや喚くやもう本当に大変で。

きっと彼女なりに緊張していたんだと思います。

 

今まで保育園で50人くらいの保護者に見守られながらの発表会しか経験したことがない娘。本格的な大舞台で800名ぐらいの観客の前でダンスをするのは初めての経験。

劇の中でちょっとしか出てこない役なのですが、それでも彼女にとったら大仕事です。

 

役員の保護者の方から「出演者の子供たちに贈り物を受け取る箱が用意してあります。もし空箱だったら悲しくなっちゃうと思うので、親御さんからも本人へ何か贈り物を用意してあげて下さいね。」と聞いたので、お花の大好きな娘に私が束ねた花束をプレゼントしたくて、通っている花教室の先生にお花をそろえていただきました。

 

娘が大好きな色のピンクで統一された、愛らしい組み合わせの花材。スイートピーのフリルを生かせるように考えながら、娘の喜ぶ顔を想像して束ねていきます。

「よく頑張ったね。お疲れさま。」の気持ちが彼女に伝わるように。

 

本番前の練習では緊張してカチコチだった娘も、本番ではよく体が動いて表情はにこやかに頑張っていました。

本番の舞台では客席で観ていた私の方が緊張してカチコチに。(笑)

 

こうして、彼女が成長していく姿を間近で見ることが出来て、そしてこれからも見ることが出来るんだと思うと楽しみでなりません。

子育ては大変なことが多いけれど、おかあさん冥利に尽きる一日でした。